月14日(日本時間)に行われるCONCACAF3位決定戦と4位決定戦を前に、カナダのジョン・マヘイヘッドコーチが会見でCONCACAFの組織を口汚く批判し、チームが大会中に被った不公平に不快感を示した。
CONCACAFでカナダ代表が「二級市民のように扱われた」と指摘したマヒは、「大会はプロフェッショナルではなく、穴が多すぎた」と率直に述べた。彼は、ウルグアイの選手とコロンビアのファンとの試合後の乱闘事件と、ウルグアイのビエルサヘッドコーチの呼びかけを取り上げ、試合における深刻な問題を浮き彫りにした。一方、マヒはグループステージでカナダの選手たちが受けた人種差別にも言及し、これらの事件は大会の組織力の低さを示していると主張した。
マヒはまた、レフェリーの判定にも強い不満を示した。特に準決勝でカナダ代表のアルフォンソ・デイビーズが重いシャベルで負傷したにもかかわらず、レフェリーが何のジャッジもしなかった場面について言及した。マヒによれば、もしこのようなシャベルが南米チームの大物選手に起こったとしたら、レフェリーはまったく違った判定を下しただろうとのこと。レフェリーの優先事項は選手の安全を守ることだが、この試合ではレフェリーは明らかにそれを怠った」と強調した。
さらにマヒは、チーム・カナダを離れてチームUSAのヘッドコーチになるという最近の噂にも言及した。彼は「私はこのポジションを離れるつもりはないし、チームUSAの仕事にも興味はない」と明言した。彼は、カナダへの愛とチームへの満足感を強調し、組織に大きな変化がない限り、チームUSAの監督職には興味がないと語った。
来る3位決定戦と4位決定戦についてマヒは、チームが直面する多くの不利な状況にもかかわらず、カナダ人の精神を示すためにベストを尽くすと語った。そして、ファンには引き続きチームを応援し、大会での活躍を信じてほしいと呼びかけた。