イングランド・プレミアリーグ第27節、リバプールはアウェーでノッティンガム・フォレストを1-0で下し、1試合を終えて勝ち点4で一時首位に立った。
試合開始早々、リバプールはかなりアグレッシブに攻め込んだ。27分、リバプールは右サイドから攻め込み、ブラッドリーがゴール前にクロスを上げると、クラークがシュートを放つが相手にブロックされ、続くルイス・ディアスのシュートもノッティンガム・フォレストにクリアされる。前半は0-0の引き分けに終わった。リヴァプールはポゼッション73%、シュート8本を放ったが、いずれも枠を捉えられず、攻撃効率はやや低い。一方、ノッティンガム・フォレストは3本のシュートのうち1本が枠を捉えたものの、消極的な状況で突破の絶好機を逃した。
後半に入り、リバプールは攻勢を強める。50分、ロバートソンが左サイドから放ったシュートは相手にブロックされ、クラークとともに早々に交代し、遠藤弘とヌニェスが途中出場する。66分、ノッティンガム・フォレストが流れるようなプレーを見せると、イランガがボックス内でノーマークのままシュートを放つが、これはまたもゴールの枠を外れた。
この状況を打破できないまま、リバプールはメンバーを入れ替え続けた。84分、ジミカスとダンスが投入され、ガクポとブラッドリーが交代。そして99分、マカリスターがヌニェスをアシストして突破口を開き、リバプールはノッティンガム・フォレストを1-0の完封勝利に導いた。
この試合の結果、リバプールが首位に立ち、勝ち点4差で一時首位に立った。一方のノッティンガム・フォレストは、今シーズンの成績は芳しくないものの、試合では闘志と強さを見せた。両者にとって珍しいプレミアリーグの激突となり、ファンにとっても最高の試合となった。