中国スーパーリーグ第1節、浙江と深圳新鵬城の試合は非常に激しいものとなった。試合開始早々、両者とも強い攻撃意欲を見せた。13分、オルティスがクロスを狙ったが、バイラムのヘディングシュートは枠を外れた。19分、孫国文はボックス手前で明確な得点チャンスを潰し、ビデオリプレーを見た主審の艾坤は彼にレッドカードを提示した。これで浙江は10人での試合となった。
劣勢に立たされても浙江はあきらめず、フィールドで洗練されたプレーを見せた。しかし、深圳新鵬城にも何度かチャンスはあったが、それをつかむ力はやや劣っていた。例えば、40分にはオルティスがシュートを狙ったが、ボールは枠を外れた。42分にはエドゥ・ガルシアがペナルティエリア内からシュートを放つが、趙博がボールをはじき返す。
後半に入っても、両者激しい攻防が続く。52分、深圳新鵬城が攻勢を強め始める。54分、朱宝傑がクロスを上げるが、安永嘉のヘディングシュートは高すぎる。58分、白河欖が再びヘディングシュートを狙うが、趙博が果敢にボールをはじき出す。
終盤、チアゴがヘディングシュートを放つが、これも趙博が防いだ。結局、浙江は10人という少ない人数で戦いながらも、素晴らしいディフェンスとフランクのゴールで深圳新鵬城に1-0の勝利を収め、新シーズンの幕開けを飾った。
