デイリースポーツ』が最近報じたところによると、ドイツのサッカークラブ、RBライプツィヒは、MFオルモの移籍にさらなるハードルを課すつもりはないと明言したという。この声明は、オルモに興味を持つチームにとって、この26歳のスペイン代表FWが今夏にライプツィヒを去り、新たなキャリアをスタートさせる可能性を示唆するものだ。
オルモとライプツィヒの現在の契約には6000万ユーロの放出条項が含まれており、現地時間7月20日午前0時をもって期限切れとなる予定だった。しかし、報道では、それまでに正式なオファーがあれば、この放出条項は延長される可能性があるとされている。しかし、『デイリースポルト』紙が報じた最新のニュースによると、ライプツィヒはオルモの退団に前向きで、過去数年間のクラブへの貢献を評価し、移籍の過程で必要なサポートを惜しまない意向のようだ。
オルモは2020年1月にクロアチアのディナモ・ザグレブから2900万ユーロで移籍して以来、ライプツィヒに欠かせない存在となっている。ライプツィヒでの4年余りの間に、公式戦148試合に出場し、29ゴール34アシストを記録、ドイツカップ2回、ドイツスーパーカップ1回の優勝に貢献した。彼の傑出したパフォーマンスはファンの支持を得ただけでなく、多くのヨーロッパの強豪からも注目を集めた。
オルモは現在、バルセロナ、アトレティコ・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、マンチェスター・シティといった欧州のトップクラブとの噂が複数のメディアによって報じられている。これらのチームはいずれも、オルモのテクニカルな能力、ゲームインテリジェンス、プロフェッショナルな姿勢に強い興味を示しており、この才能あるMFをこの夏に獲得することに興味を示している。
ライプツィヒの前向きな姿勢もあり、オルモの移籍先は今後数週間で明らかになるだろう。オルモにとって、この移籍は間違いなくキャリアにおける重要なターニングポイントであり、新たな舞台でその才能を発揮し続け、よりエキサイティングな試合をファンに届けてくれることが期待される。ライプツィヒにとっても、オルモの移籍は大きな移籍金となり、今後の補強や育成に向けた新たな原動力となるだろう。