ローマ・フットボールクラブは最近、ユベントスの中盤のスター、マティアス・スーレを移籍市場で積極的に追いかけているが、その詳細が徐々に表面化してきている。スポルティタリア』紙の名物ジャーナリスト、アルフレード・ペドゥッラ記者によると、ユベントスはスール移籍に際して、移籍金2800万ユーロの固定額と500万ユーロの変動ボーナス(うち200万ユーロは達成しやすい)を含む明確な条件を提示し、将来的な契約では2人目の移籍金を一部負担するよう求めているという。

この要請は、ユベントスのスールに対する高い評価と市場価値の予測を反映したもので、ユベントスはこのアルゼンチン人ヤングスターが4000万ユーロもの価値を持つ可能性があると確信している。ユーベの主張を前に、ローマのクラブはこのオファーを真剣に検討し、獲得に踏み切るかどうかを決める必要があるだろう。

マティアス・スーレ自身は、ローマ入団の意思を明確に表明し、レスター・シティなど他クラブからのオファーも拒否している。この毅然とした態度がローマの交渉に自信を与えているのは間違いないが、同時にローマにとっては、長い悪夢を避けるためにもユベントスとの早急な合意が不可欠となっている。

現状では、最終的な移籍金はユベントスの要求額からほとんど外れることはないだろう。そのため、ローマは移籍を完了させるためにユーベの条件を呑むかどうか、数日中に決断を下す必要がある。移籍金、変動ボーナス、2度目の移籍金といった主要な条件で両者が合意できれば、マティアス・スーレはローマの新シーズンのチームの重要な一員となることが期待される。

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