フランスの大手スポーツ紙『フット・メルカート』によると、レンヌの右サイドバック、アルシニョンは退団の可能性に直面しており、セリエAのライバルであるローマやプレミアリーグのアストン・ヴィラなど、多くのクラブが彼に強い関心を示しているという。
アルシニョンは昨シーズン、バーンリーへのレンタル移籍を経てレンヌに戻った。新シーズン序盤の数週間は素晴らしいパフォーマンスでステファン新監督に感銘を与えたものの、この夏、両者は別々の道を歩むことになりそうだ。アルシニョンとレンヌの上層部は、今夏の移籍を最終的に決めようとしており、レンヌはアルシニョンの移籍金として1000万ユーロ(約12億円)を確保しようとしている。
移籍市場におけるアルシニョンの魅力は誇張しすぎず、トルコの巨人ガラタサライは以前、彼に強い関心を示していた。ここ数週間では、ローマもこの有望な若手ウイングバックの獲得に乗り出している。特にベン・ジョンソンの後釜を探しているアストン・ヴィラも強い興味を示しており、熾烈な競争に加わる構えを見せている。
アルシニョンにとっては、キャリアを決める重要な瞬間となる。各クラブのメリットとデメリット、そして彼自身の今後の成長プランを慎重に吟味し、自分にとってベストな選択をする必要があるだろう。レンヌとしては、アシニョンを失うのは大きな損失だが、この移籍でかなりの移籍金を得て、チームの将来の発展にさらに資金を投入したいとも考えている。