talkSPORT』によると、アーセナルは現在直面している移籍の苦境に対処するため、スターGKのラムズデールを他クラブへレンタルすることを検討しているという。昨シーズン、先発GKの座を新加入のラヤに奪われたラムズデールは、アーセナル残留の可能性に懐疑的で、今夏の退団を希望しているという。
ラムズデールは昨年5月にアーセナルとの契約延長を済ませたものの、クラブは夏の移籍市場でラヤを獲得。加えて、ラムズデールの年俸の高さとアーセナルの高額な獲得希望額も、移籍市場での大きな障害となっている。報道によれば、ラムズデールの週給は10万ポンドを優に超える一方、アーセナルの提示価格は3500万ポンドと高額で、多くの買い手候補を躊躇させている。
移籍市場の初期、ラムズデールはニューカッスルやサウサンプトンといったクラブとの噂があったが、今のところどのチームへの加入も近づいていない。このような状況からアーセナルは、ラムズデールが試合でのフィットネスを維持し続け、移籍の機会を追求できるよう、他クラブへのレンタル移籍を検討するようになった。
ラムズデールにとって、レンタル移籍は賢明な選択かもしれない。アーセナルでの恥ずかしい状況を避けられるだけでなく、他クラブで実力を発揮し、より良い移籍先を探すことができる。同時に、アーセナルのサラリー経費を節約し、移籍市場で新人を獲得する余地を作ることにもなる。
しかし、レンタル移籍ということは、ラムズデールが新しい環境と戦術システムに適応しなければならないということでもある。しかし、経験豊富なGKであるラムズデールなら、すぐに新しいチームに適応し、溶け込めるはずだ。