原題:Shooting boots?メッシ8シュートわずか1PKマイルストーン戦は完璧とは言い難い
カディスにゴールレスドローに持ち込まれたバルセロナの一番の責任者は、もちろん、終了間際に不必要にPKを与えたロングリーだ。しかし、バルサが圧倒的なアドバンテージを持っていたにもかかわらず、2点目を奪うことができなかったという事実は、攻撃陣にも責任があるはずだ。メッシはこのキャンペーンでPKを決めたが、試合の大半でシュートブーツを失っていた。バルセロナの中心にいるアルゼンチン人は、バルセロナが勝利を落とした責任を取る必要がある。
ペドリーが作ったPKで、メッシは12ヤードボックスの前に立ちはだかった。同郷のレデスマとの心理戦は、メッシが圧倒的に優位に立った。レデスマの重心をだまし、メッシは左足でゴール左下隅にボールを流し込んだ。ボールは速くなかったが、レデスマはすでに芝生に膝をついており、一瞬の反応もできなかった。
今夜、メッシはリーガ・エスパニョーラ通算506試合目の出場を果たし、シャビを抜いてバルセロナの歴代トップとなった。メッシはリーガエスパニョーラでのキャリアで40の対戦相手と対戦してきたが、今夜、38番目のクラブの門を叩き、自身のリーガエスパニョーラ記録を更新した。このPKは、メッシにとってリーガ・エスパニョーラで73本目のPKであり、クロウを抜いてリーガ・エスパニョーラで最もPKを蹴った選手となった。このPKは、メッシにとってリーガ・エスパニョーラ通算60本目のPKであり、クロウが持つ61ゴールという記録まで、あと一歩のところまで来ている。メッシは、2年ぶりにリーグ戦6試合連続ゴールを達成した。
しかし、このPKを除けば、メッシの攻撃面でのパフォーマンスは冴えない。ペナルティーキックを除けば、メッシのシュートはゴール前で7回、枠内シュートは2回。27分、メッシがペナルティーエリア手前から左足で代表的なシュートを放つと、レデスマが飛び込んでボールに飛びついた。73分、メッシが至近距離から右足でシュートを放つと、ボールはクロスバーを越えた。79分、メッシが再びペナルティーエリア左の弧を描くと、ボールはファーポストをこすり、ゴール下へ飛び出した。