今年は4チームが勝ち点4を分け合うのは珍しい。ルーマニア、ベルギー、スロバキアは進出権を獲得したものの、ベスト16止まり。つまり、4チームが全軍敗退したのだ。ネットユーザーたちから「本物の死のグループ」というレッテルを貼られるのも無理はない。
上記の3チームのうち、スロバキアの敗退は最悪だった。試合の大半でリードしていたものの、延長5分にイングランドに同点に追いつかれ、選手たちは必然的に落胆し、延長戦での敗退につながり、今年最大の番狂わせを演出できなかったからだ。
ベルギーに関しては、彼も面白くなかった。フランスに住んでいたときでさえ、彼らはほとんどチャンスを作らなかったが、それを使いこなすことは別として、85分にはウィッテナムにゴールを決められて0-1で敗れる運命にあった。
ルーマニアはグループEの首位チームとして、ラウンド16でオランダから3つの卵をむさぼった。オーストリアと同様、ベスト8に進出できなかった唯一の2チームとなった。