6月30日 0:00 台湾時間 イタリア vs スイス

ベスト16の初戦は、ディフェンディング・チャンピオンのイタリア対スイス。両チームはグループステージで1勝1分け1敗。大会3回戦で、ザッカーニはクロエサスと引き分け、グループステージ2位となった。

そして1勝2分けの無敗記録を持つスイスは、最終戦で地主のドイツにあと一歩まで迫ったが、残念ながら土壇場で追い付かれ、グループ2位に転落した。

4-2-3-1を主戦場とするイタリアは、3-4-2-1を採用するスイスと対戦する。 イタリアで好調を維持しているカラフィオーレは、イエローカードを累積して出場停止となるため、その動向が注目される。ブオン・ジョルノの左足はヨーロッパで初披露される見込みで、イタリアは3バックの布陣をとる可能性もある。

スイスでは、所属クラブでMFとしてプレーするエビシャーは、チーム最大の生きる駒である。ヤキン監督の3バックのフォーメーションでは、エビシャーは守備ではディフェンダーとして、攻撃ではウイングとして、さらに中盤では攻撃的ミッドフィルダーとして引退し、中盤の人数を増やす。

地理的に隣接するこの2チームは、古くからのライバルと言える。過去の対戦成績は60試合。イタリアが29勝24分け7敗と絶対的な優位に立っている。前回の欧州グループステージ初戦で、イタリアはスイスを3-0で下し、優勝への道を歩み始めた。

もちろん、次の2つの世界予選では、両チームとも引き分けた。イタリアもスイスにグループ2位に食い込まれ、プレーオフでの対戦を望んだ。その結果、イタリアは2大会連続で世界予選を欠場した。そのとき、2試合12ヤード枠に入れなかったジョルジーニョは、スイスのキーパー、ゾンマーと再会することになる。果たして、この決戦の行方は?延長戦にもつれ込むことが予想される。

ドイツ対デンマーク 台湾時間6月30日午後3時

ドイツの大家が激しいスタートを切った。スコットランドを5-1で下した後、ハンガリーを2-0で下した。試合とも昇格への切符を手にした。しかし、最終戦ではフィル・クルーガーのゴールが相手と拮抗し、スイスと1-1で引き分け、かろうじてグループ1位をキープした。スイスもまた、最初の2試合で強さを見せたドイツが勝てないわけではないことを証明した。

デンマークはグループステージをすべて引き分けた。3試合連続の引き分けで勝ち点3しか取れなかったが、それでもグループ2位の可能性はある。ウクライナにとっては、勝ち点4を取られて敗退するのは不愉快だったに違いない。しかし、デンマークは3試合を終えて悪くないプレーを見せた。イングランドのボール保持時間や積極的なゴール前でのシュートなど、基本的にシーンは支配していた。ただ、アンラッキーなゴールを1つ許しただけだった。

4-2-3-1を採用するドイツは3試合とも同じメンバーで臨んでいるが、ゴール効率の高いフィル・クルーガーがハヴェルツに代わって先発することを期待する声もある。しかし、両者の役割は異なる。フィル・クルーガーはセンターフォワードの役割を果たし、ハヴェルツはミッドフィルダーとして退く。ナーゲルスマンの戦術を見ると、ハヴェルツが先発の方が合っているかもしれないし、また、レヴァークーゼンのセンターバック、タがイエローカードで出場停止なので、ドルトムントの若いセンターバック、シュロッターベックがゲームを引き継ぐかもしれない。これで試合にバリエーションが生まれるだろうか?

デンマークの3-4-1-2のフォーメーションはほとんど変わっていない。しかし、この試合のメインMFであるユルマンドがイングランド戦でワールドリーを蹴り、イエローカードによる出場停止処分を受けた。この試合では、強敵ドイツを相手に5-3-2のフォーメーションを犠牲にし、ピッチの中央を支配することを好むナーゲルスマン・ドイツを圧縮することは間違いない。

ドイツは過去に15勝5分け8敗でデンマークと対戦しているが、最近の試合のほとんどは親善試合である。直近の試合は2012年のヨーロッパ大会。その時はグループステージでドイツがデンマークを2-1で下しているが、何しろ12年も前のことであり、あまり参考にはならない。

7月1日 イングランド対スロバキア 0:00 台湾時間

優勝候補のイングランドは、ファンの予想通り醜い試合をしたようだ。セルビア、デンマーク、スロベニアとの試合では、イングランドは試合内容に困惑していた。監督はグループリーグ第3戦で、イングランド・ファンが傍観して寝ているところを撮影したそうだが、それでも優勝候補のイングランドは1勝2分けと負けなしのグループリーグを戦い、グループ1位通過で見事な看板を手に入れた。

スロバキアが所属するグループEの4チームすべてが、前代未聞の4得点。彼らはグループステージの3試合すべてで先制点を挙げた。初戦ではベルギーを1-0で下した。残念ながら第2戦ではウクライナに逆転された。第3戦のルーマニア戦でも先制点を挙げたが、PKで同点に追いつかれたため、勝ち進むためには引き分けで済んだ。

サウスゲートは4-2-3-1しか使えない。グループステージの3試合、先発メンバーはほとんど変わらなかった。第3戦でセンターハーフをアーノルドに代え、ギャラガーが交代したのみだが、試合内容も悪かった。後半はマイヌ、パーマー、ゴードンが良い結果を残し、特にパーマーはプレミアリーグの得点ランキングで2位につけている選手であり、もっとプレー時間を増やしてもいい選手だ。フォデンやベリンガムに勝つ度胸があるかどうかはサウスゲート次第だ。

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