『LondonFootball.com』が新たに伝えたところによると、アーセナルはプレミアリーグの新シーズン開幕戦を前に、相次ぐ選手の欠場に直面しているという。その中には、サカ、ライス、ラムズデール、ダビド・ラヤ、サリバといった主力選手が含まれており、それぞれ異なる理由でプレシーズン・トレーニングへの参加に間に合わなかったという。
サカ、ライス、ラムズデールはまだ休暇中で、新シーズンに向けての準備を始めていない。スペイン代表としてユーロを制したばかりのゴールキーパー、ダビド・ラヤについては、その栄誉にもかかわらず、理由はまだわかっていないが、アーセナルの登録メンバーには含まれていない。サリバに関しては、フランス代表のユーロ・キャンペーンで好成績を収めたものの、チームは惜しくも準決勝で敗退したため、アメリカ遠征に向けたアーセナルの大物リストに名を連ねることはできなかった。
さらに、アーセナルの遠征のためにアメリカへ飛ぶ選手は一人もいないとのことで、8月5日ごろに本拠地コルニーに戻ることになる。このようなスケジュールは、間違いなくアルテタのラインアップに大きな問題をもたらすだろう。
振り返れば、サカもユーロ2021決勝の後、プレミアリーグの新シーズン開幕直前にアーセナルに復帰し、ブレントフォード戦の結果として
の試合では、交代要員としてしか出場できなかった。アルテタが今年も同様の戦略を続けるなら、アーセナルはウルブズ戦でサカ、ライス、ラムズデールといった主役を欠くことになるだろう。
しかしサリバは、ヨーロッパリーグから早々に離脱したため、他のメンバーよりも早く練習に復帰する可能性がある。順調にいけば、8月1日にアーセナルがアメリカ遠征から帰国し、プレミアリーグ第1ラウンドの試合に向けて最終準備をするやいなや、ロンドン・コルニーに戻る見込みだ。しかし、それでもアーセナルは、第1ラウンドの試合では手薄なメンバーで臨む可能性があり、アルテタはその難題をクリアするために、利用可能なリソースを慎重に組み立てる必要がある。
