ラジオ・セルティックのニル・ソラ記者が独占情報として伝えたところによると、リーガ・エスパニョーラのジローナは、新シーズンのチャンピオンズ・リーグ挑戦に向けて、新たなウインガーを積極的に探しているようだ。サビオがマンチェスター・シティにレンタル移籍した後、ジローナは彼の後釜となる選手の獲得に躍起になっており、レアル・ベティスのアブデルが理想的な候補の一人となっているという。
プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーからブライアン・ヒルをレンタル移籍で獲得したジローナは、この夏の補強が実を結び始めている。サビオを失ったジローナの攻撃システムには、活力を与える新たな血が必要であり、アブデルの技術的な特徴と潜在能力は、チームの新たな心臓になり得ると信じられている。
アブードは、2023年夏のウインドウ最終日にバルセロナから750万ユーロという破格の移籍金でレアル・ベティスに移籍した。36試合で15試合に出場し、5ゴールを決めたものの、アシストの数が少なかったため、貢献度はやや低めだった。しかし、ジローナはアブデルのポテンシャルと、ウイングで脅威を生み出す能力に注目しており、彼が新しい環境でより良いフォームを見つけることを確信している。
レアル・ベティスには、アヨセ・ペレスやルイバルといった強豪をはじめ、ウインガーのポジションに豊富な選択肢がある。そのため、1500万ユーロ以上のオファーを出すチームがあれば、アブデルの放出を検討するかもしれない。さらにレアル・ベティスは、チームのバックラインをさらに強化するために、マジョルカの右サイドバック、パブロ・マフェオも獲得に加えたいようだ。
ジローナとは別に、マジョルカもアバウドに興味を示している。しかし、アラサットが監督を務めるマジョルカの前では、ジローナの方が明らかに緊急性が高く、競争力も強い。移籍市場が閉じれば、アブードの将来はより明確になるだろう。