FCバルセロナは、レッドブル・ライプツィヒの攻撃的MFオルモを獲得するため、2度目のオファーを準備している。以前、バルセロナが提示した最初のオファーは、移籍金4000万ユーロ（約40億円）と2000万ユーロ（約20億円）の浮動条項が含まれており、1000万ユーロずつ4回に分けて支払われる予定だったが、ライプツィヒはこれを拒否した。この結果を受けて、バルセロナはオルモ獲得を諦めたわけではなく、ライプツィヒに好印象を与え、移籍を促進させるために、積極的に戦略を調整している。
MFニコの将来についての決断を待つ間、バルセロナはオルモの獲得交渉を進め続けている。先週末、バルセロナとライプツィヒの間で新たな接触が行われたが、移籍金の支払い方法をめぐって両者の意見はまだ食い違っている。バルセロナは、最大6000万ユーロの移籍金を一括で支払うことにはまだ消極的で、分割払いや、選手のパフォーマンスに連動した変動条項を盛り込むことを望んでいる。
オルモのテクニカルな特徴と多才な特性は、間違いなくバルセロナの注目を集めている。左右のウイング、センターフォワード（9番）、シャドーフォワードなど、複数の攻撃的ポジションでプレーできる選手として、オルモの加入はバルセロナの攻撃戦術の選択肢を大きく広げるだろう。特に、チームが火力不足に直面している現状では、オルモの得点力とアシスト力がバルセロナの前線に新たな活力を与えることは間違いない。
さらに、オルモはバルセロナの現テクニカル・ディレクターのデコからも高く評価されている。デコは、オルモは大きな可能性と才能を持った選手であり、その多才さと優れた読解力はバルセロナにかつてない戦術的柔軟性をもたらすと考えている。デコの強い推薦により、バルセロナの上層部はオルモの移籍の見通しに自信と期待に満ちている。
