先日、名将ジョゼ・モウリーニョ監督が今夏のユーロカップの優勝国について個人的な予想を明かした。興味深いことに、モウリーニョはイングランドを優勝候補の一角と見ているものの、スリーライオンズのアキレス腱を指摘している。
元チェルシー、元マンチェスター・ユナイテッド監督で、イングランド・サッカーと深い関わりを持つモウリーニョは、イングランドが再び強力なタイトル候補のひとつになると考えているが、『ミラー』紙によれば、スリーライオンズが優勝候補だとは考えていないようだ。モウリーニョは、「3強はポルトガル、イングランド、フランスだと思う。他の挑戦者がいないとは言わないが、良い選手の質と量を見れば、最終的にはポルトガルが勝つと思う」と語った。
モウリーニョがイングランドについてコメントするのは今回が初めてではなく、ポルトガル人は以前、ベリンガムの調子がイングランドがユーロでどこまで行けるかを決めるカギになると示唆していた。モウリーニョは、「イングランドはとてもいい世代で、前回のユーロでも決勝に進出した。ジュード・ベリンガムのように、海外でプレーするイングランド人選手のメンタリティーは、プレミアリーグでプレーするチームメイトとは違うものを持ってくると思う。彼は非常に強い個性を持ったワールドクラスの選手だ"
しかし、モウリーニョの別の発言は、おそらく多くのイングランド・ファンと同じように、スリーライオンズの運命は監督のレベルにあると示唆している。サウスゲートは、かつてチェルシーで私のアシスタントコーチだったスティーブ・ホランド(アシスタントコーチ)とコンビを組んでいる。でも、いつも僅差なんだ。彼らの成功を祈ることはできない。
イングランドはヨーロッパリーグ・グループステージでセルビア、デンマーク、スロベニアと同じグループに引き分け、ポルトガルはチェコ共和国、トルコ、グルジアと対戦、ジョゼ・モウリーニョの目に映る他の優勝候補、フランスはオーストリア、オランダ、ポーランドがグループステージの相手だ。