イタリアの権威あるスポーツメディア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』の最新報道によると、ブライトンの中盤の名将ギルモアはナポリとの契約に合意し、ブライトンを離れて南イタリアの都市ナポリで新たなキャリアをスタートさせようとしているという。契約は現在交渉の最終段階にあり、間もなく正式決定する見込みだ。
ギルモアはナポリへの移籍をとても喜んでおり、興奮している。彼は、ナポリからの関心に嬉しい驚きを覚えたと語り、この移籍が彼のキャリアの重要なターニングポイントになると信じている。ナポリとセリエAは、ギルモアにとって新たな挑戦でありチャンスであり、彼はここでキャリアを飛躍させることができると信じている。
ギルモアはチェルシーのユースチームで成長期を過ごし、2020-2021シーズンには同チームでチャンピオンズリーグを制覇した。しかし、チェルシーのトップチームでコンスタントに出場機会を得ることはできず、2022年に830万ユーロの移籍金でブライトンへ移籍した。ブライトンでの2シーズン、ギルモアはデ・ゼルビの指導の下、優れたミッドフィルダーに成長した。昨シーズンは、ブライトンでの全コンペティションで41試合に出場し、うち32試合で先発した。 得点はできなかったものの、2アシストを記録し、チームの中盤のコントロールと組織化に大きく貢献した。
ブライトンはギルモアのパフォーマンスに満足していたにもかかわらず、ナポリからの誠実なオファーに抗うことができなかった。ブライトンはナポリからの最初の1000万ユーロのオファーを拒否したと報じられているが、双方はまだ移籍金について交渉中である。ラ・ガゼッタ・デッロ・スポルト紙によれば、1200万ユーロから1500万ユーロのオファーがあれば、ブライトンは彼を手放すことを納得するはずだという。
ジルモア自身は、ナポリの新指揮官アントニオ・コンテと新たな冒険に乗り出すことを望んでおり、クラブを去ることを強く望んでいる。このスコットランド人MFは、ナポリのようなダイナミックで競争力のあるチームでなら、自分を成長させ、表現する機会が増えると信じている。
契約が明らかになり、ギルモアがナポリに加わるのは時間の問題だ。彼が新しい環境でも良いプレーを続け、ナポリのチームにさらなる勝利と栄誉をもたらしてくれることを期待している。一方、ブライトンがこれからの試合でも力強いプレーを続け、よりエキサイティングな試合をファンに届けてくれることを祈っている。