ウルグアイ人ジャーナリスト、ニコラス・サーベドラが新たに報じたところによると、バルセロナのDFロナルド・アラウージョは、来年1月までに選手登録を完了できない可能性があるクラブへの不満から、今夏の移籍の可能性を真剣に検討しているという。このニュースは『デイリースポーツ』によって引用され、さらに分析されている。
アラウージョの契約延長交渉は、バルセロナのオファーに金銭的に十分満足していないことが主な原因で、現在暗礁に乗り上げている。契約は2026年まで満了しないにもかかわらず、アラウージョはすでにバルセロナの対応、特に怪我のために来年1月までに選手登録ができない可能性があることに関して、不満を表明している。本人はそれまでに回復し、復帰できると確信しているようだが、登録延期のニュースが彼のキャリアプランに水を差したのは確かだ。
登録の問題に加えて、アラウージョはパリ・サンジェルマン戦で退場処分を受けた後、クラブのサポート不足にも腹を立てていた。この出来事がバルセロナへの不満をさらに募らせ、将来を真剣に考えるようになった。
アラウージョは今年1月からバルセロナから契約延長のオファーを受けているが、代理人は応じていないことが明らかになった。その間に、バイエルン・ミュンヘンやマンチェスター・ユナイテッドなど、数々の強豪からオファーを受けている。バイエルンは年明け早々の交渉でアラウージョに断られ、マンチェスター・ユナイテッドはアラウージョの負傷により接触が中断しているにもかかわらず、アラウージョの移籍市場は活発なままだ。
スポーツ・ディレクターのデコはすでに、アラウージョとの契約延長に合意できなければ、クラブはアラウージョの売却を検討すると明言している。アラウージョ自身は選択肢を吟味しており、様々なチームからのオファーに注意深く耳を傾けてから、最終的な決断を下すつもりだという。
