ユーロ決勝の組み合わせといえば、「ドイツ対フランス」を推そう。まず、ドイツは決勝に6回進出し、3回優勝している。欧州カップ史上、最も決勝に進んだ回数が多いチームだ。さらに、過去5回の開催国のうち3カ国が決勝に進出でき、そのうちのいくつかは「祝福された」スイスが決勝に進出できる。スイスは過去2回、開催国と同じグループに入っており、偶然にもその2回とも開催国が決勝に進出している。今大会、クルセイダーズはドイツと同じグループなので、ドイツが決勝トーナメント進出を "保証 "される可能性は高い。
フランスは強いだけでなく、近年極めて安定した成績を残している。過去4大会(ワールドとヨーロピアン)で3度決勝に進出している。特筆すべきは、ドイツが主催した最後の大会が2006年の世界大会だったことだ。その時はフランスが2位だった。ドイツ(グループA)とフランス(グループD)がグループ1位通過を果たせば、ノックアウトラウンドではそれぞれ最下位と最下位となり、両チームは早ければ決勝で顔を合わせることになる。「ドイツ対フランス」は間違いなく最良の選択である。