スペイン代表FWオルモとFCバルセロナにとって、今週は間違いなく、今後の進路を決める重要な時期となった。ムンド・デポルティーボ紙によると、オルモは月曜日、移籍の行方を見守りつつ、ホリデーシーズンの最後を利用するためにドイツへと出発した。オルモには代理人のアンディ・バラが同行し、二人は以前、ザグレブで移籍についてさらに話し合うために会っていた。
オルモは8月8日にRBライプツィヒの練習場に戻る予定だったが、最終的な進退が決まるまでドイツに残ることにした。彼の代理人は、ブンデスリーガのクラブとバルセロナの間で、移籍を促進するための交渉を積極的に進めているためだ。
バルセロナ側としては、ライプツィヒに2つ目のオファーを出している。さらにバルセロナは、今後6年以内にリーガ・エスパニョーラかチャンピオンズ・リーグで優勝した場合、ボーナスとして1000万ユーロを追加で支払うという。このオファーは、バルセロナのオルモに対する強い関心と、相当な金額を支払う意志を示している。
しかし、両者の意見の相違は支払期限に集中していた。この行き詰まりを打開するため、バルセロナは2度目の提案で2500万ユーロ近い支払いプランを提示し、9月中に支払いが完了するよう手配した。この動きは間違いなく交渉に新たな弾みをつけ、近い将来、両者が合意に達する可能性を高めている。
ライプツィヒはオルモの退団希望を尊重する一方で、チームの中心選手と目されるオルモを簡単に手放すつもりはないと強調している。彼らはバルセロナに対し、オルモの退団がチームにもたらすかもしれない損失を補うため、相応の代償を支払うよう求めている。そのため、今後数日のうちに、ライプツィヒの幹部は互いに納得のいく合意に達することを視野に入れ、移籍に取り組むことになる。
オルモ自身、バルセロナへの移籍を強く望んでいる。彼はこの移籍で自分のキャリア目標を実現し、より高い舞台で自分の才能を発揮したいと考えている。そのため、一刻も早くこの移籍の綱引きに終止符を打ち、新シーズンに専念することを望んでいる。
