リーグ・アンのリールが、ボルシア・ドルトムントの若手ストライカー、ユスーファ・ムーココの獲得レースに正式に加わったと、ドイツ『スカイスポーツ』のパトリック・ベルガー記者とフランス・メディア『フットメルカート』のサンティ・アウーナ記者が報じた。
報道によれば、リールの会長とスポーツ・ディレクターがムココの所属チームと予備会談を行い、若いストライカーへの強い関心を示したという。一方、マルセイユはムココの移籍をめぐってボルシア・ドルトムントとまだ交渉中だが、リールの関与がこの取引に新たな要素を加えたことは確かだ。
マルセイユは当初、ムココをレンタルで獲得する予定で、レンタル契約に買い取りオプション条項や強制的な買い取り条項を盛り込むことを検討していた。しかし、リールの積極的な動きによって、マルセイユはこの高評価のスター選手を失うことのないよう、交渉のスピードを上げざるを得なくなるかもしれない。
しかし、サンティ・アウナと同じく有名な移籍ジャーナリストであるロマーノによれば、ムココ本人はマルセイユ入りを希望しているという。マルセイユの上層部も強い決意を示しており、ボルシア・ドルトムントとの買い取りオプション付きレンタル契約交渉に全力を挙げている。