GiveMeSport』のベン・ジェイコブス記者によると、ウルブズのウインガー、ボーデンスはキャリアの新章を模索しており、資金とチャンスに満ちたサウジアラビアリーグに照準を合わせているという。28歳のポルトガル人ウインガーは、2020年1月にオリンピアコスから1960万ユーロでウルブスに移籍して以来、プレミアリーグで完全に定着することができずにいる。昨シーズン、レンタル移籍でオリンピアコスに戻った彼は、そこで調子を取り戻し、47試合に出場して15ゴール11アシストを記録し、UEFAヨーロッパリーグのタイトル獲得に貢献した。

また、ポーデンスが移籍を望んでいることに対し、ウルブスはよりオープンな姿勢を見せているようだ。ベン・ジェイコブス記者によると、ウルブスは今夏、ポーデンスを1000万ユーロ(約86億円)で売却する意向を持っているが、今のところ正式なオファーは届いていないという。なお、オリンピアコスがこのベテランの買い戻しに興味を持っていると噂されているが、両者の間に実質的な接触はない。

ボーデンスにとって、サウジアラビアリーグは間違いなく新たな挑戦でありチャンスだ。近年、サウジアラビア王室がサッカー分野に多額の投資をしていることもあり、サウジリーグはワールドクラスの選手を数多く集め、その競技レベルと国際的な影響力は著しく向上している。新しい環境で自分を証明したいと熱望するボーデンスにとって、サウジリーグは間違いなく検討に値する選択肢だ。

しかし、1年前にダンマーム・コラボなどのサウジアラビアのクラブがボーデンズに興味を示していたにもかかわらず、現時点ではすぐにオファーを出す予定はないようだ。つまり、ボーデンスの移籍先にはまだ不確定要素があり、辛抱強く好機が訪れるのを待つ必要がある。

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