5月4日未明に行われたセリエA第35節。

ボローニャ

再び寒さ、アウェーで0-0のドロー

トリノ(イタリア)

ボローニャは5試合連続1勝と調子を落としている。この試合でもボローニャの攻撃は精彩を欠き、シュートはわずか5本、うち1本が枠を捉えただけで、トリノの守備を崩すことはできなかった。

前半16分、ボローニャのジルツァーがロングレンジシュートを狙ったが、枠を捉えられなかった。ボローニャはペナルティーエリア内でなかなかチャンスを作れず、長距離シュートに頼らざるを得なかった。ホストのトリノも攻撃面で弱く、試合は引き分けに終わった。

最近のボローニャは、フロジノーネ、モンツァ、ウディネーゼといったライバル相手に勝ち点を落とし続けており、今節でトリノを倒せなかったことで、5位以内への道が遠のいてしまった。トップ4には残っているものの、5位ローマとの勝ち点差は5に縮まり、アタランタとボローニャの勝ち点差は2試合少ない7に縮まっている。

ボローニャは次の3試合、それぞれ強豪ナポリ、ユベントスと対戦し、最終節にはジェノアを訪問するため、厳しい試練を受けることになる。この3試合のうち1つでも勝たなければ、おそらく大きな代償を払い、チャンピオンズ・リーグの席を失うことになるだろう。

今シーズン、セリエAはヨーロッパで勝ち点上位2位に入っているため、彼らはすでにチャンピオンズリーグの出場権を5つ確保している。元々、ボローニャの5位争いの見込みは明るかったが、最近の調子の落ち込みと連続勝ち点ダウンで状況は複雑になっている。ローマがUEFAカップ敗退の危機に瀕しているため、彼らはセリエAで勝ち点を獲得するために最善を尽くすだろう。以前、ボローニャはチャンピオンズリーグの出場権をほぼ手中に収めたが、今はそれが危うくなっている。

次に、ボローニャは自分たちのフォームを見つけなければならない。また、夏のウインドーでのモッタのポアッシングの噂がチームに与えた影響など、起こりうるネガティブな要因を克服するために、チーム内部のメンタリティーを調整する必要もある。そうしてこそ、残りの試合で安定したパフォーマンスを維持し、最終的にチャンピオンズリーグの出場権を維持することができるだろう。

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