東京オリンピックの女子バスケットボールトーナメント準々決勝の注目の一戦。
フランス女子バスケットボール
84対71
ドイツ女子バスケットボールチーム
準決勝ではベルギーと対戦する。
試合序盤、ドイツのピーターソンは9得点を挙げる活躍を見せ、チームをリードした。しかし、フランスのヨハネスがベンチから登場し、連続3ポイントを決めてチームをリードに戻した。サバリー姉妹はオフェンス面では平均的で、特にサトゥ・サバリーのターンオーバーの多さがドイツチーム全体のパフォーマンスに影響した。
第2クォーター、ヨハネスの活躍でフランスは10-2のスタート。その後、ドイツはオフェンス面で調子を取り戻したが、フランスのアウトサイドからのホットハンドは健在で、点差は二桁にとどまった。
チェンジオーバーでドイツが連続ターンオーバーを犯すと、フランスはそのチャンスをつかんで7-0のミニランを展開。ナイラ・サバリーとピーターソンがコンビを組んでドイツの安定に貢献したものの、フランスは常に10点前後のリードを保っていた。第4クォーター、ドイツは点差を追いつこうと奮闘したが、フランスは堅実なディフェンスを見せ、相手に多くのチャンスを与えなかった。決定的な場面で、サトウ・サバリーがディフェンスで3ポイントファウルを犯し、ドイツは逆転の望みを完全に絶たれた。
その結果、フランス女子バスケットボールチームは84-71でドイツを下し、オリンピック準々決勝進出を決めた。準決勝でフランスは、決勝進出を賭けてベルギーと対戦する。この試合でのヨハネスの傑出した活躍は、間違いなくフランスの勝利の鍵となった。彼女の3ポイントシュートと堅実なプレーが、チームの勝利の礎を築いたのだ。