イングランド・プレミアリーグが19日(日)夜、ブレークヘッドで開催される。アーセナルが奇跡を起こし、マンチェスター・シティを抜いて約20年ぶりのリーグタイトルを獲得できるかに注目が集まっている。しかし、1992/93年のプレミアリーグ創設以来、最終戦までもつれ込んで王者を決定づけたシーズンは9度あり、歴史的な統計がアーセナルに冷や水を浴びせている。つまり、今季のタイトルはシティが手にしたことになる。
プレミアリーグの歴史の中で9回、そのうちマンチェスター・シティに関係するのは過去4回で、すべてシティが優勝を決めている。 最も象徴的な「ブルームーン」は2011/12シーズンで、シティがQPRを延長戦の末に3-2で下し、より多くのネットポイントでマンチェスター・ユナイテッドを下してタイトルを獲得した。
2013/14シーズン、マンチェスター・シティはシーズン終盤に首位に立つと、ウェスタムに2-0で勝利し、リバプールの2度目の優勝を無に帰すというブレーキをかけた。2018/19シーズンと2021/22シーズン、当時首位だったシティは最終戦までリバプールと戦い、その過程はスリリングだったが、「ブルームーン」は決してタオルを投げ入れてはならない。