フィオレンティーナとブルージュは、UEFAヨーロッパリーグ準決勝の1stレグで激突した。
試合はフィオレンティーナが強い攻撃意欲を見せ、すぐに始まった。前半5分、ソッティレがジルピアの勝利への扉を開く。左サイドでボールを持って中に切り込むと、ペナルティエリアの外から完璧な世界波を叩き込み、ゴール破りに成功、フィオレンティーナが1-0とリードを広げた。
しかし、ブルージュはめげずに反撃のチャンスをうかがう。17分、ブルージュにPKが与えられ、ヴァナッケンがPKを決めて1-1の同点に追いつく。
その直後、フィオレンティーナは再び強力な攻撃力を見せる。37分、ボールを背負ったベロッティが反転してゴールを決め、フィオレンティーナが2-1と再びリードを奪った。
後半に入っても、試合のペースは緊迫したままだった。61分、ブルージュのMFオニェディカが2枚目のイエローカードで退場となり、ブルージュは10人となる。しかし、このままフィオレンティーナが快勝するかと思われたその時、ブルージュは1人少ないながらも強い闘志を見せた。63分、ブリュージュは素早い反撃を見せ、スピレスがイゴール・チアゴのアシストでボールをゴールのファーに押し込み、スコアを2-2とした。
フィオレンティーナは試合終盤もあきらめなかった。ロスタイム、ン・ゾラが2本続けて放ったシュートがゴールを破り、フィオレンティーナはブルージュを3-2の完封でリードを奪った。