日本時間明日の夜19時30分、リバプールファン待望のセビージャとの親善試合がアンフィールドで行われる。この試合を前に、スロッター新監督はクラブ公式サイトのコラムを通じて、この試合への期待と新シーズンの展望についてファンに語っている。
スロッターはまず、連休明けの挨拶をファンに送り、間近に迫った復帰への興奮を表した。セビージャとラス・パルマスとの親善試合は、来週土曜日にイプスウィッチで行なわれるプレミアリーグ第1戦に向けて、チームにとって良い準備になるだろうと述べた。スロッター監督は、リヴァプールの監督として初めてアンフィールドに立つことに興奮を隠せず、ホームのファンの圧倒的な応援に支えられながら、選手やスタッフとともに新たな挑戦をすることを楽しみにしている。
スローター監督は、チームのプレシーズンの旅を振り返り、アメリカでのパフォーマンスを高く評価した。練習場でのチームのハードワークと献身を称え、世界中のファンの熱烈な応援に感謝した。特にスローターは、ピッツバーグ、フィラデルフィア、コロンビア・シティのファンから感じた情熱について触れ、リバプールFCの世界的な広がりを深く理解したという。
今後の親善試合についてスローター監督は、結果も重要だが、試合から学び、改善することがより重要だと語った。彼は、プレシーズンで見せたチームの激しさ、洞察力、ゲームの進め方への理解を目の当たりにしたが、同時にまだ改善の余地があることも自覚している。スローター監督は、選手たちの高い水準と自らに課した要求がチームを前進させることを強調し、今後数日、数週間でその進歩が見られることを楽しみにしている。
さらにスローター監督は、選手たちの健康についても言及した。国際大会で好成績を収めた選手たちに感謝し、アルゼンチン代表としてコパ・アメリカを制したマカリスターを祝福した。スローター監督は、全選手の復帰は新シーズンのチームの継続的な進歩に役立つとし、2つの親善試合は選手たちにプレー時間を与え、コンディションを整える重要な機会であると述べた。
この先、スローターはリヴァプールの新シーズンに自信を持っている。チームの土台を固めてくれたユルゲン・クロップに感謝し、チームを率いてリバプールの伝統と精神を継承し、クラブにさらなる成功をもたらすと語った。スロッターは、自身と選手、そしてアシスタントコーチングチームが、ファンの期待と目標を叶えるためにベストを尽くすと約束した。
最後にスロッターは「さあ、仕事に取り掛かろう......」という一文で締めくくり、次の試合と新シーズンへの期待と決意を表明した。スロッター監督のもと、リバプールは新シーズンでさらに素晴らしいパフォーマンスを見せ、ファンにさらなる驚きと喜びを与えてくれることだろう。