チェルシー・フットボール・クラブに、スターウィングバックのリース・ジェームズがプレシーズンに向けてハムストリングを痛めたという不幸なニュースが飛び込んできた。アスレチック』紙のチーム・レポーター、サイモン・ジョンソンが新たに伝えたところによると、このニュースはクラブ内部の情報筋によって確認されたもので、怪我は「軽傷」とされているものの、チェルシーはリース・ジェームスの完治を確実にするため、慎重なアプローチを取るとのことだ。
リース・ジェイムズは、アメリカでのプレシーズンツアーを終えてコブハムに戻り、トレーニングを行っている最中に体調を崩したようだ。24歳のイングランド代表FWは、プレシーズンの親善試合では好調で、チェルシーの全5試合に出場し、そのオールラウンドな能力とチームへの重要性を示していた。しかし、この負傷により、日曜日にスタンフォード・ブリッジで行なわれるインテルとのウォームアップ・マッチを欠場することになった。
さらに追い打ちをかけるように、リース・ジェイムズは昨シーズンのプレミアリーグ最終節でレッドカードを受けたため、今シーズンのプレミアリーグ開幕から3試合を欠場する。つまり、リーグ戦序盤から長期欠場となり、チェルシーの守備陣にとってはさらに大きな試練となる。
クラブ側は、リース・ジェームスが体力を回復するために必要なあらゆる手段を講じるとしているが、今月末に行われるUEFAヨーロッパリーグのプレーオフに出場できるかどうかはまだわからない。UEFAヨーロッパリーグのプレーオフもチェルシーにとっては重要な試合である。しかし、リース・ジェームズの欠場は、攻撃面でも守備面でもチームにかなりの影響を与えることは間違いない。