ウェストハムは、今シーズン終了後に監督を解任することを正式に発表した。
モイーズ
がチームを去ることになる。
モイーズ監督がウェストハムを率いて4年半、プレミアリーグで2度のトップ7入りを果たし、昨シーズンはヨーロッパカップ優勝を果たした。ウェストハムにとっては1980年のFAカップ優勝以来の主要大会タイトルであり、1965年以来の欧州トロフィーである。
スコットランド人のモイーズ監督(61)は、エバートン、マンチェスター・ユナイテッド、レアル・ソシエダ、サンダーランドの監督を歴任。2017年には一時ウェストハムで監督を務めたが、シーズン終了後に契約は更新されなかった。しかし2019年12月、ウェストハムはモイーズを監督として再雇用。これまで228試合に指揮を執り、102勝43分け83敗。
モイーズは2020/21シーズンにウェストハムをプレミアリーグ6位に導き、チーム史上最高の成績を残した。そして2022/23シーズンには欧州カップ戦優勝に導き、ウェストハムが43年間続けてきたタイトル獲得に終止符を打ち、自身の監督キャリアに主要大会のトロフィーを加えた。
ウェストハムは現在プレミアリーグで13勝10分け13敗、勝ち点49で9位につけている。