サッカー評論家のセレブ・スーネスは先日『talkSPORT』のインタビューに応じ、リバプールの中心選手であるモハメド・サラーとヴァージル・ファン・ダイクの将来について個人的な見解を述べた。彼は、彼らの契約が2024-25年シーズン終了後に切れること、そしてサウジアラビアリーグで高賃金の誘惑に直面している現実を踏まえ、2人のスター選手が最終的にクラブを去ることを選ぶ可能性を否定できないと指摘した。
特にスネスは、30代に差し掛かり、キャリアの終盤で金銭的に有利なキャリアの報酬を得たいと思っている選手にとって、サウジアラビアリーグは大きな魅力があると強調した。彼は、サラーとファン・ダイクがそれぞれのポジションでワールドクラスの選手として傑出したパフォーマンスを見せたことで、サウジアラビアのクラブは間違いなく、断るには惜しい契約を提示するだろう、と述べた。
「サウジアラビアからのオファーは、ファン・ダイクにとってもサラーにとっても魅力的であることは間違いない。"アーノルドのようなリヴァプール出身の若手にとっては、このような高給の魅力はさほど影響しないかもしれないが、キャリアの黄昏時を迎えているサラーやファン・ダイクにとっては無視できない現実である」とさらに分析した。
またスーネスは、契約年の最終段階では、移籍市場で金銭的な利益を最大化するために、選手は遅延戦術を取る傾向があると指摘。彼は、サラーとファン・ダイクの場合にもそのような戦略が当てはまると推測し、彼らはすでに下部組織候補と最初の接触をしている可能性があり、その交渉がまだ公にされていないだけだと述べた。