著名なジャーナリスト、ロマーノ氏が最近、フランス代表MFカンテの移籍の噂について最新情報を伝えた。ロマーノによると、ウェストハム・ユナイテッド、アトレティコ・マドリードとカンテの間に移籍の噂があるにもかかわらず、カンテが現在プレーしているサウジアラビアリーグのジェッダ・ユナイテッドは、「カンテは売り物ではない」という姿勢を明確にしているという。
以前、スペインメディア『Relevo』は、アトレティコ・マドリーがサイドバックの重要な補強オプションとしてカンテの獲得を検討していることを明らかにしていた。同報道は、アトレティコ・マドリーがカンテの所属チームと交渉を開始し、カンテ本人から加入に前向きな回答を得たと主張していた。しかし、このバラ色のビジョンは、ジェッダ・ユナイテッドの強硬姿勢によって打ち砕かれたようだ。
ジェッダ・ユナイテッドに加入して以来、カンテはその卓越した技術と豊富な試合経験によって、瞬く間にチームの中盤の中心に躍り出た。チームとの契約は2026年までで、契約期間中、カンテに対する絶対的な支配権はジェッダ・ユナイテッドにある。他のクラブが獲得に乗り出す中、ジェッダ・ユナイテッドはカンテを簡単に手放したくないのは明らかだが、彼らはカンテがチームにとって不可欠なメンバーであると固く信じている。
この決断が、ウェストハム・ユナイテッドやアトレティコ・マドリーなど、カンテの獲得に興味を示していたクラブに冷や水を浴びせたのは間違いない。アトレティコ・マドリードにとっては、移籍市場で再び適切なバックアッパーを探す必要があるかもしれないし、ウェストハム・ユナイテッドなど他の買い手候補にとっても、移籍戦略を再検討し、チーム力を高められる他の選手を探す必要があるだろう。
