ニューカッスル・ジェッツもアデレード・ユナイテッドもここ7試合勝利がなく、順位も下位に落ちている。
ニューカッスル・ジェッツはここ7試合で4引き分け、悪くないように見えるが、調子を取り戻せるとは思えない。実際、オープンなプレースタイルが後方からの失点につながっており、それが問題の根源となっている。
前回のリーグ戦では、パース・グローリーに2点をリードされながら、試合終了間際に失点し、2対2の引き分けに追い込まれた。私見だが、相手のクロスに対応できず、自陣にスペースを与えすぎた。
心強いのは、彼らがゴールを量産していることだ。以前、ステンディ・ルパスの脅威について話したことがあるが、パース・グローリー戦では得点こそなかったものの、2得点のお膳立てに一役買っていた。また、左ウイングのモラキスはアシストに回るとかなり危険な気がするので、今回はウイングの彼に要注意だ。
アデレード・ユナイテッドはリーグ戦ここ7試合で6敗。ニューカッスル・ジェッツと同様、ゴールを決める術を心得ているが、問題は失点が多すぎることで、ここ5試合で8ゴールを奪っているにもかかわらず、勝ち点は1しかない。
若きストライカー、ルカ・ズヌウィはここ3試合で2ゴールを決めている。メルボルン・ビクトリー戦で敗れたイラン・クワンタがついにゴールを決め、数カ月間の得点力不足を解消したのはとても嬉しい。
アデレード・ユナイテッドの若手ストライカーがニューカッスル・ジェッツ戦の攻撃のカギを握ると思うが、両チームのディフェンスが脆弱なため、この試合では両チームともゴールを奪うものの、引き分けに終わり、勝ち点を失うと予想する。