アストン・ヴィラがトッテナム・ホットスパーを迎え撃つ、EPLトップ4入りをかけた重要な一戦。直近5試合で4勝1敗、うち直近3試合は全勝と、ここ最近の低迷から立ち直りつつあるビラは、4連勝を狙う。一方、トッテナム・ホットスパーはここ最近の成績が安定せず、主力の攻撃スタイルも相手に理解されているため、再びミラクルな試合をするのは難しい。 しかも、第1戦のビジャ戦ではホームで1-2と敗れており、この試合でもビジターとして敗戦を覚悟している。(ナウ621と611で日曜午後9時から生中継)
「ビジャは最近、2つの戦線で戦っている。先週は中欧協会のラウンド16のファーストレグでアヤックスを0-0のキックオフで訪れ、来週半ばには次のラウンドでホームに攻め込んだ。このリーグ戦は2回戦制で、バッドエンディングのようだ。しかし、エメリ監督は欧州での戦いの経験も豊富だし、何よりチームのコンディションが良く、試合頻度も高いので影響は少ない。
ビラはこのところ絶好調で、得点王オニチュケンズの暴走が大いに関係している。このイングランド人ストライカーは今季リーグ戦で16ゴールを挙げ、得点ランキングトップのアイニン・シャラントとはわずか2ゴール差。このところリーグ戦では3試合連続、足元では3試合合計5ゴールという記録を残しており、テリー・リーベンス、リアン・バーン、モーガン・ロジャースのシュートが今日もフーフーを数え続けるだろう。
トッテナムは現在、ビジャと勝ち点5差の5位につけている。2024年の8試合で4勝2敗と勝率は半分。加えて、怪我人の問題もほとんどなくなっていない。ジェームス・マディソンが復帰した一方で、リチャード・リーソンとベルビシャヤが怪我に苦しんでいる。加えて、プスティ監督の王道キックスタイルには前と後ろがあり、ディフェンスに空白ができやすい。このところ7試合連続失点を喫しているビジャの攻撃を止めるのは難しく、またしても敗戦が見えてもおかしくはない。