ドーハ(カタール)]韓国は31日(水)、アジアカップのベスト16でサウジアラビアを破り、ベスト8進出を決めた。12ヤードのシュートでサウジアラビアのシュートを2本セーブしたチョ・ヒョヌは、試合後、この試合の最優秀選手に選ばれた。今年の成績が批判されているテジタイガースだが、試合後、この勝利は選手と監督の相互信頼によるものだと語った。
今年のグループステージでの韓国の成績は満足のいくものではなく、多くの選手が世間から批判を浴びた。GKキム・スンギュの右膝十字靭帯断裂のため、韓国の門番に任命されたチョ・ヒョヌもその一人で、一時はターゲットにされた。しかし、32歳のGKは今年、12ヤードの交錯の中でエルナクとガレスのシュートをセーブするなど勝負強いプレーを見せ、韓国の躍進に大きく貢献した。マン・オブ・ザ・マッチに輝いたチョ・ヒョヌは、この批判に対し、「GKとして、絶対に失点はしたくない。 クリーンシートを保つことが第一の目標だが、チームも僕も過去のことは忘れて、次の試合に向けて頑張りたい」と語った。
チョ・ヒョヌは、韓国の勝利は自分たちに対するより強い信念によるものだと考えている。「勝利は信念を貫き通したことに尽きる。監督は自分たちとチームに自信を持つよう励ましてくれた。だから、12ヤードのシュートを打ち合う前に、相手のシュートを必ずキャッチできると確信していた。そして、それができてチームの前進に貢献できた。自信はトレーニングの中で作られるもので、12ヤードのシュートを打つためのトレーニングをたくさんしてきたし、GKコーチも全幅の信頼を寄せていて、どんな決定機を作っても、自信を持たせてくれたと言ってくれたし、12ヤードのシュートを打つチャンスがあれば、必ず同じことができると確信している」と、試合での自信はトレーニングで行ってきた準備によるものだと説明した。