イランは今年のAFCアジアカップのグループステージで全勝し、ラウンド16に進出した。
イランの選手たちはウイングから相手ディフェンスの背後を突き、得点のチャンスを作ることに長けているからだ。今回のシリア戦では、ポゼッションを高めるチャンスはあるだろうが、シリアの4-4-2の堅い守備に対しては、時間をかけて攻撃を組み立てなければならないだろう。アスモンは着実に調子を上げており、ゴール前で大きな脅威となることは間違いない。
シリアはグループBで1勝1分け1敗となり、史上初のノックアウトステージ進出を決めた。
クーパー監督の指揮の下、ディフェンスは非常に組織的で、グループリーグ3試合で1失点しか喫していない。しかし、前線ではゴール前でのコントロールに欠け、1ゴールしか奪えていない。
そのチームにとって先制点を奪うことは非常に重要なので、シリアは試合開始直後から相手チームのサイド攻撃やビハインド・ザ・バックパスに対してしっかりと守備をしなければならないだろう。エリアスが前線の創造性の源になると思う。