タジキスタンは試合終了間際のゴールでレバノンに2-1で劇的勝利を収め、グループステージのベスト16進出を決めた。
タジキスタンがアジアカップの最終節に進出するのは初めてのことだが、嬉しい驚きである。4-4-2のフォーメーションは後方の組織性を保ち、スペースをうまく使い、十分な人数をかけて立ち上がり、相手を攻撃することができる。昨年はUAEと親善試合を行い、0-0で引き分けた。その試合では何度かボールを奪われ、プレッシャーを受けていた。攻撃面では、レバノン戦で見事なフリーキックを決めたウマルバエフが、この試合でも脅威となるだろう。
UAEはイラン戦に1-2で敗れたが、この試合のゴールで得失点差で上回り、グループCではパレスチナを抜いて2位となった。しかし、ベスト8を目指すには、いくつかの点を改善する必要がある。
イラン戦でのUAEは創造性に欠け、守備では相手にプレスをかけるスピードが足りず、相手のクロスに対してうまく守れなかった。ミッドフィルダーとしてもウイングフォワードとしてもプレーできるラマダンは、ゲームをコントロールし、中盤からロングシュートを放つ能力があるので、彼らにとって重要な役割を果たすと思う。