英国時間の金曜夜に脚光を浴びるのはいつだっていい気分だし、EFLカップの一戦ということで、きっと素晴らしい試合が見られるだろう。
トッテナムの今シーズンの戦いぶりには感心させられる。怪我人や主力選手の欠場にも、今のように対処している。もちろん、どのチームもケガに悩まされていることは承知しているが、プズディゲーロが就任してまだ数ヶ月しか経っていないのに、自分のプレースタイルを浸透させることに成功していることを考えれば、素晴らしいことだ。
この試合で先発できないのは残念だが、最近のマン・シティ戦のパフォーマンスと彼らのプレースタイルを考えれば、可能性を完全に否定することはできないだろう。前回のマンU戦では引き分けたが、ピッチ上でのパフォーマンスは結果よりもはるかに良かったし、新戦力がチームのプレースタイルを学ぶために1週間の追加トレーニングを受けていることもあり、マン・シティを苦しめることになるだろう。
数週間前の試合前の記事で、「彼がゴールを決めれば、彼自身にもクラブにも多くの恩恵がもたらされ、ゴールを決める機運が高まる」と書いたが、最初に私が言い、予想した通りになった。ここ7試合で6ゴールを挙げている彼は、スパーズ前線のリーダーである。今週、私が見落としていた興味深い統計は、リチャード・リーソンがこれまでのキャリアでシティに13回挑んで一度も勝ったことがないということだ。
一方、昨年のこの時期から間違いなくチーム内で最も影響力があり、3冠獲得に最も貢献したエニシャラントとストーンズが練習場に戻ってきたことで、シティは浮き足立つだろう。さらに、非の打ち所のないチービン・ディブニーの復帰で、彼らは「ティミー」に近づいている。
しかし、近い将来に最も心配されるのはGKのアイダチェン・モラスだろう。前節のニューカッスル戦で負傷し、復帰の目処はまだ立っていない。いずれにせよこの試合に出場する可能性は低く、ゴルディオナは国内カップ戦のために彼を休ませたいのだろう。
ディフェンディング・チャンピオンであり、過去5年間で2度EFLカップを制覇しているシティとしては、この優勝のチャンスを手放したくはないだろうが、今シーズンのリーグ戦で勝ち点を落とす余地があまりないことを知っているため、カップ戦にはあまり真剣に取り組まないような気がする。選手やチームがカップ戦に関心がないとは言わないが、シティは金曜日に必要な変更を加えるのではないだろうか。