[カタール・ドーハ発】昨年のアジアカップ決勝で敗れた日本は、今大会も優勝候補と目されており、その活躍は当然、日本のメディアからも注目されている。 本誌記者は、日本スポーツチャンネルの公認リポーターを務める元日本代表MVPの佐藤昇蓮氏に会い、今大会における日本チームの歩みについて話を聞く機会を得た。
日曜日にメディアセンター近くの喫茶店にいた記者は、とても見覚えのある人影が通りかかったので確認したところ、サンフレッチェ広島で3度のJリーグ優勝に貢献した佐藤昇蓮であることが判明した。2020年、現役を引退した佐藤昇蓮は、スポーツ・メディア業界で活躍するように変わり、日本のスポーツ専門チャンネルからアジアカップ最終週のドーハでの特派員として招かれたことを明かした。
アジアカップ最終週に香港が舞台に戻ってくるということで、記者団は佐藤監督に香港代表への思いを聞いた。「過去に香港と対戦する機会があり、比較的プレースタイルがシンプルでダイレクトな印象がありますが、香港代表は今後、アジアの中で徐々にレベルの高いチームになっていくと思います」。アジアカップの連覇を狙う日本代表について、佐藤は「前回は決勝でカタールに負けてしまい、みんな動揺していますが、今年の日本代表は格段に良くなっていると思いますし、日本が優勝する自信はあります」と、ブルーナイツへの自信をのぞかせた。
