オリンピック男子バスケットボール
出場チームは12チーム。オリンピックの男子バスケットボール大会に出場できる12枠は、開催地に1枠、ヨーロッパ大陸とアメリカ大陸にそれぞれ2枠、アジア大陸、アフリカ大陸、オセアニア大陸にそれぞれ1枠、そしてプレーオフで生まれる残りのチームに4枠という配分だ。12チームは2つのグループに分かれてグループステージを戦い、上位8チームを決定する。
特筆すべきは、男子バスケットボール世界選手権が男子バスケットボールワールドカップに再編された後、オリンピックの出場資格と出場枠が男子バスケットボールワールドカップの各チームの順位と密接に関係していることである。オリンピック前の男子バスケットボールワールドカップでは、各大陸の最終成績ランキングで、ヨーロッパの上位2チーム、アメリカの上位2チーム、アジアの1位チーム、アフリカの1位チーム、オセアニアの1位チームの計7チームが、翌年のオリンピック男子バスケットボール大会への出場権を直接獲得する。
もちろん、オリンピックの直接出場権に加え、それぞれの大陸の最終結果で、アメリカ3~5位、ヨーロッパ3~6位、オセアニア2位、アジア2~3位、アフリカ2~3位の計12チームが、オリンピックのプレーオフで残り4つの出場権を争うことになる。
かつて中国男子バスケットボールチームは、男子バスケットボール・アジアカップを通じて五輪出場権を決定していたため、12チームで構成される五輪男子バスケットボールチームの常連だった。アジア男子バスケの絶対的強者として、アジアカップやその前身であるアジア選手権を制した中国男子バスケチームだが、FIBAが男子バスケワールドカップを重視するようになり、中国男子バスケチームもかつてのような活躍は見られなくなった。
オリンピックの男子バスケットボールは12チームしか参加しないので、ノックアウトラウンドに進むことができる限り、オリンピック大会のトップ8に来ることができるようになり、中国の男子バスケットボールチームは、2004年のアテネオリンピックと2008年の北京オリンピックでトップ8を殺すために成功している、華麗なキャスティング。