スペインの大手スポーツメディア『アス』が新たに報じたところによると、ミケル・メリーノの移籍は、今後48時間以内に決定的な結論を出す見込みだという。アーセナルFCはこの才能溢れるスペイン人MFに大きな興味を示しており、メリノ自身も現在のオーナーであるレアル・ソシエダに移籍を望んでいることを明らかにしている。

報道によれば、長い交渉の綱引きの末、アーセナルとレアル・ソシエダは今週中に対話を再開し、アーセナルが提示したメリノ獲得のための2度目のオファーの詳細に焦点を当てることになるという。アーセナルの最初のオファーには、3000万ユーロの固定移籍金と500万ユーロの浮動条項が含まれていたが、レアル・ソシエダ側はこれを拒否。メリノの契約満了が2025年であること、放出条項が6000万ユーロと高額であることを考慮すると、レアル・ソシエダは交渉においてかなり厳しい姿勢を見せているようだ。

しかし、両者の交渉が深まるにつれ、いくつかの明るい兆しも見えてきた。メリノとアーセナルの契約の枠組みは基本的に合意に達しており、次の鍵は移籍金の最終額と契約期間などの細部にある。契約を円滑に進めるため、アーセナルはレアル・ソシエダの心理的な期待に応えるべく、オファーを引き上げることを選択するかもしれない。

メリノは現在もレアル・ソシエダで定期的な練習に参加し、今週日曜日のリーガ・エスパニョーラ・デビューに備えている。アーセナルへの移籍を希望しているにもかかわらず、彼はチームへの敬意とファンへの義務感から、無理にチームを去るようなことはしていない。その代わり、移籍が決まるまではチームを全面的にサポートする意思をアルグアシル監督に表明している。

レアル・ソシエダのアペリベ会長も、メリノの指名したクラブと交渉する意思があると公言し、今後48時間が決定的なものになると強調している。一方、アーセナルは楽観的な姿勢を崩さず、メリノの出場を回避するため、日曜日のリーガ・エスパニョーラのキックオフまでにレアル・ソシエダと最終合意に達するよう、あらゆる努力をしている。

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