プレミアリーグのライバルであるアーセナルが、中盤の名手トーマス・パルテイに新契約をオファーしないことを決めたと、大手サッカー移籍情報サイト『FootballTransfers』が伝えている。この決定により、トーマスは2024/25シーズン限りでアーセナルでのキャリアを終えることになる。

トーマスの現在の契約は今シーズン限りで満了することになっており、現在週給20万ポンド(約2000万円)を得ている。しかし、アーセナルの経営陣はいくつかの理由から契約延長を見送った。一方では、トーマスはその頃には32歳になっており、年齢的な要素が重要な考慮事項のひとつとなっていること、他方では、2020年の加入以来、トーマスはチームの中心選手ではあるものの、度重なるケガの問題で常にベストコンディションを維持することができず、チーム全体の戦術展開や結果にも影響を及ぼしていること。

FootballTransfers』はさらに、トーマスの次の移籍先はサウジアラビアリーグになるとの見方が強いと指摘した。近年、国際サッカー界におけるサウジアラビアリーグの影響力が増しているため、多くの有名スター選手が加入を決めており、トーマスの加入はリーグの競争力をさらに高めることになるだろう。同時に、サウジアラビアリーグの年俸の高さもトーマスを惹きつける重要な要因のひとつであり、彼の年俸は大幅にアップする見込みだ。

トーマスのアーセナルでのキャリアは試練と浮き沈みの連続だったが、それでもチームに大きく貢献してきた。彼の退団は間違いなくアーセナルの中盤に影響を与えるだろうが、チームはその穴を埋める適切な後任を積極的に探すだろう。トーマス自身にとっても、新たな挑戦とチャンスが待っており、今後のキャリアでもその才能と力を発揮し続けることが期待される。

40ヒット曲 コレクション

関連している