レアル・ソシエダのアペリベ会長は、アーセナルとメリノの移籍契約をまとめるため、ロンドンに到着した。ムンド・デポルティーボ』によると、アペリベはアーセナルの経営陣とのミーティングを手配しただけでなく、メリノの移籍金についても合意する見込みだという。

レアル・ソシエダが提示した移籍金は約4000万ユーロで、固定移籍金と変動ボーナス条項が含まれている。同時に、レアル・ソシエダは移籍を円滑に進めるため、分割払いにも応じるなど柔軟な姿勢も見せており、両者の合意はこの金額に達するか、近いものとなりそうだ。

アペリベは、先週の水曜日にアーセナルの経営陣と最初のミーティングを行い、先週末に再びコンタクトを取ったことをインタビューで明らかにした。しかし、レアル・ソシエダがアーセナルの提示した3000万ユーロの固定移籍金と500万ユーロの変動ボーナスを拒否する意向を示したことが主な原因で、前回の交渉は実質的に進展しなかった。

メリノの移籍騒動は、レアル・ソシエダでの試合ぶりにも影響を及ぼしている。新リーガエスパニョーラ第1節、レアル・ソシエダはホームでラージョ・バジェカーノに1-2で敗れたが、そのときメリノはスタメンに名を連ねることはなかった。アルグアシルヘッドコーチは、メリノがプレーを強く望んでいるにもかかわらず、移籍が間近に迫っている可能性を考慮し、先発メンバーから外すことにしたと説明した。

今回、アペリベは自らロンドンに赴き、レアル・ソシエダがメリノの移籍を非常に重視し、決意していることを示した。両者の次の交渉が、メリノの今後の所属先、そして新シーズンもレアル・ソシエダとアーセナルのどちらでプレーできるかを直接決めることになる。

45ヒット曲 コレクション

関連している