エジプトにとってもガーナにとってもプレッシャーのかかる試合だ。
エジプトはモザンビークをドローに抑え、ガーナはカーボベルデに勝てず、ここしばらくの間、この2チームは今年のアフコンの2大アンダードッグだった。
以前、他国の集中力の欠如について話したことがあるが、この2つのアフリカの強豪国は、自らの危険を顧みず同じミスを犯した。エジプトは試合開始わずか2分で完璧なスタートを切ったが、ファラオが後半4分の間に2ゴールを許したため、97分のVARとスター選手シャナの12ヤードシュートで決着をつけなければならなかった。エジプトが有利だったのは間違いないが、一発勝負のビッグゲームでチャンスをものにできなければ、自らを危険にさらすことになる。
今にして思えば、エジプトの引き分けは最悪の結果ではなかったかもしれない。私の母国ガーナはもっとひどく、楽勝できるはずのカーボベルデ戦でワーテルローに見舞われたのだから。
終盤に同点に追いつかれたガーナは、GKオコリが何度もセーブして踏ん張ったが、最終的には守備のミスからカーボベルデに勝ち越されてしまった。
