イラクはグループリーグ初戦でインドネシアを3-1で下したが、この試合では彼らの高い技術、フィットネス、スピード、個人技が見せつけられた。

日本が質の高いウイングプレーに頼る中、イラクは左右のハーフと守備的MFの間で相手に隙を与えないことに集中すると予想する。前回のインドネシア戦では、イラクの選手たちはしばしばポジションを入れ替えたが、今回は日本の選手たちが自陣のディフェンスの裏を突いて交代するのを阻止する必要がある。イラク代表にはこの試合で重要な役割を果たす選手が何人かいるが、モハナド・アリのスピードとバヤシの相手のボールを「固める」能力は、日本のディフェンスに問題をもたらすと思う。

日本はグループステージ第1戦でジェットコースターのような展開を見せたが、最終的にベトナムに4-2で勝利し、相手チームの中盤とバックフィールドの間に隙を作り、ゴールを決める選手たちの能力を見せつけた。守備面では、特にフリーキックに対する守備に改善すべき点があるのは明らかだ。谷口彰悟と板倉滉にはもっとディフェンスをコントロールしてほしい。南野拓実はベトナム戦で2得点を挙げ、ピッチの中央でチームの鼓動となれることを改めて証明した。 ボールをうまく使うだけでなく、守備でもハードにプレーした。

イラクはとても強いチームで、今大会で日本にとって最も手強い相手のひとつになると思う。しかし、日本にはこの試合に向けて準備する日が1日多いし、イラクのディフェンスには弱点もある。

同じ日に行なわれたもうひとつの試合、グループD第1戦の日本戦でベトナムは2-4の敗戦を喫した。ベトナムは試合のほとんどの時間帯で前に出てディフェンスをきちんと下げていたが、日本の選手が中盤とバックラインの間に入ってタックルを仕掛けてくるたびに、かなり雑な印象を受ける場面もあった。インドネシアは今回、守備を堅固に保とうとするだろう。ファム・ジュンハイはベトナムの前線で重要な存在となり、チームの創造力の源となり、相手ディフェンスの裏を突いて脅威を生み出そうとするだろう。

インドネシアは初戦でイラクに1-3で敗れた。つまり、ノックアウトステージ進出を狙うのであれば、この試合で点を取らなければならない。インドネシアが改善すべき点のひとつは、相手に反撃のチャンスを与えすぎることだ。前回のイラク戦では、攻撃を組み立てようとするたびに中盤の中央でボールを奪われることが多かった。とはいえ、インドネシアはベトナムと同じレベルでプレーできることを時折見せている。今回もアグレッシブに攻めれば、たとえポゼッションでベトナムに分があったとしても、ゴールは奪えるだろう。

82ヒット曲 コレクション

関連している