ウェリントン・フェニックスは前回FCシドニーに1-3で敗れたものの、メルボルン・ビクトリーと首位タイをキープしている。
前回のFCシドニー戦では、ウェリントン・フェニックスは少し不運だったと思う。試合終了間際の10分、ババルシスのゴールでなんとか同点に追いついたものの、試合終了間際に2失点を喫してしまい、結局試合には負けてしまった。良い点は、ババルシスが再び得点を決めたことで、ここ3試合で4得点となかなか良い。オスカル・サワダは負傷で欠場が予想されるため、再びチームにとって最も脅威となる選手となるだろう。
加えて、若手攻撃的MFビン・オットのハイスピードは相手のバックラインに問題を投げかける。カウンターアタックはウェリントン・フェニックスが最も得意とするところであり、今回もこのプレースタイルを採用すると予想される。
今シーズンのウェリントン・フェニックスのディフェンスはなかなか良かったが、前回のFCシドニー戦では後方でのミスが多く、相手のサイドからのクロスや中盤からのストレートパスに対応できなかったように思う。アデレード・ユナイテッドはここ5試合で4敗を喫している。
アデレード・ユナイテッドはここ4試合中3試合で得点を奪えていない。ここ3試合欠場していたイラン・クワンタが先発に復帰したのは嬉しい。 17歳の彼はまだパフォーマンス的には不安定かもしれないが、彼のスピードは相手DFに問題を起こすだろう。特にクロウが彼の足元にボールを運ぶことができれば、ゲームを塗り替える力がある。