メッシはこれまでのキャリアで無得点
ウーロン
ボール。しかし、ワールドカップ最速の楕円球ゴールにはメッシが絡んでいた。ポジションと身長の点で、メッシは楕円形のゴールを決める資格がほとんどない。
サッカーにおけるオウンゴールとは、ホームゴールにボールを入れることを指し、オウンゴールを決めるためには、主に2つの特徴を満たす必要がある。まず、守備に積極的に参加する必要がある。ミッドフィルダーであるメッシの本職は守備ではなく、彼の才能は主に攻撃にある。ウーロンゴールは通常、ディフェンダーや守備的MFが決めるもので、ペナルティーエリア内で相手のシュートをブロックするGKを助ける必要があることが多く、時にはGKがゴールラインをクリアできずにウーロンゴールになることもあるし、後方の選手がGKにバックパスをしてウーロンゴールになるケースもよくある。メッシが深い位置で守備をすることはほとんどないので、オウンゴールのチャンスは少ない。
つ目の理由は生来の判断である。 メッシにとってヘディングがゴールを決めるのに適していないことはよく知られているが、攻撃的な選手がオウンゴールを決めるのは比較的よくあることだ。高さがないため、メッシがコーナーの守備につくことはほとんどないし、ペナルティーエリアから離れて守備をすれば、オウンゴールは非常に難しくなる。つまり、メッシはこの2点のどちらにも当てはまらず、これがメッシがオウンゴールを決めていない主な理由である。
メッシに楕円球を決めるチャンスはなかったが、メッシのキャリアには相手を楕円球にさせるようなパフォーマンスもある。ワールドカップでは、ボスニア・ヘルツェゴビナ戦でアルゼンチンを代表して脅威のフリーキックのパスを送り、チームメイトのロホがライバルDFのクリアミスの後にボールをこぼし、試合開始からわずか130秒後にウーロンを決め、ワールドカップ最速ウーロンの記録を更新した。