ルートンのキャプテン、ロッキアーが土曜日(16日)深夜のイングランド・プレミアリーグの試合中に心臓発作を起こして倒れ、危うく命を落とすところだった。 過去20年間、選手が心臓に異常をきたし、あるいは突然死したケースはいくつもあり、最もセンセーショナルだったのは2003年6月のインターコンチネンタルカップのベスト4で、カメルーン代表のコールが試合中に倒れ、潜伏性の心臓病で死亡したことが確認された。マンチェスター・ユナイテッドのMFクリスティアン・アレクサンドルも2年前の欧州カップ戦で心臓発作を起こしたが回復し、アルゼンチンのシュートストッパー、アルグエロは選手生命を絶たれた。
2003年にコールが急死した後、2007年には当時まだ22歳だったウェストビルのDFペヤダが試合中に倒れ、意識は戻ったものの入院後に心不全で亡くなった。
その2年後、キャプテンに任命されたばかりの26歳のエスピノサMFチャッキーは、イタリアでのチーム練習後、ガールフレンドと話をするためにホテルに戻る途中、心臓発作で亡くなった。2012年4月には、25歳のリボルノMFモルスチャーニがチームのセリエBの試合中にピッチ上で突然意識を失い、チームドクターの救命処置も及ばず死亡した。
オランダ代表FWデイリー・ブラインドが試合中に突然めまいを感じ、心筋炎を発症していることが判明したため、心拍数を調整し突然の心停止を防ぐための皮下埋め込み型除細動器(SID)の装着が必要となった。