権威ある移籍ジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノの最新レポートによると、リーガ・エスパニョーラの強豪セビージャが、若手アルゼンチン人左サイドバックのバルコをターゲットに、イングランド・プレミアリーグのブライトンに正式にレンタル要請を出したという。レンタル交渉は本格化しており、選手本人はセビージャへの加入に前向きだが、純粋なレンタルしか受け入れないと明言しており、買い取り条項を伴うことは望んでいない。
ブライトンはセビージャのレンタル要請に対し、ジャーナリストのメロが以前報じたように、バルコの買い取りオプションは設定しないと断固として主張した。この姿勢は、ブライトンがバルコの将来的な移籍の主導権を保持することに高い優先順位を置いていることを示すとともに、若いDFのポテンシャルを認めていることの反映でもある。
20歳のバルコは、ブライトンに加入して以来、その優れたフィットネスとフィールドでのパフォーマンスにより、プレミアリーグで名を馳せている。これまで、ブライトンでは7試合に出場し、良い競争力を見せている。さらに、バルコはアルゼンチン代表でも2試合に出場し、代表に貢献している。移籍市場での評価では、バルコの価値は1300万ユーロに達しており、彼の市場価値と大きな可能性を示している。
セビージャにとって、バルコのレンタル移籍が成功すれば、チームのバックラインが大幅に強化されることは間違いない。特に左サイドバックのポジションにおいて、バルコの加入はチームに選択肢と厚みをもたらし、新シーズンにより良い結果をもたらすだろう。しかし、ブライトンが買い取り禁止条項に固執する中、セビージャがこの条件を受け入れ、同選手の説得に成功するかどうかは未知数だ。
