プレミアリーグに昇格したばかりのニューカッスル・ユナイテッドが、若手のイングランド人センターバック、タイリック・ミッチェル獲得に向けて、移籍争いの突破口を開いたと、大手メディア『テレグラフ』が報じた。同報道によれば、ニューカッスルとクリスタル・パレスの交渉は終盤に差し掛かっており、グエの移籍金については両者の間でわずか500万ポンド（約6億円）の差しかないため、移籍期限から1週間以内に契約が合意に達する可能性が大幅に高まったという。
24歳のグエイは、今シーズンの移籍市場後半にエディー・ハウ監督が狙っていた重要なターゲットの一人であり、その卓越した守備力とフィールド上での安定したパフォーマンスで広く認められている。クリスタル・パレスは、このユースアカデミー出身の若きセンターバックに大きな期待を寄せており、現在のサッカー界のディフェンダー移籍市場において天文学的な価格である、なんと7000万ポンドもの入札を行った。
しかし、ニューカッスル・ユナイテッドはめげずにクリスタル・パレスに6000万ポンドの固定移籍金と500万ポンドの浮動条項を含むオファーを提出した。このオファーは、クリスタル・パレスの当初の要求を完全に満たすものではないが、ニューカッスルのグエに対する強い関心と決意を示すには十分である。
両クラブの評価額の差が500万ポンドまで縮まったことから、さらなる交渉によって両者の合意が得られるとの見方が強い。この契約が成功すれば、ニューカッスル・ユナイテッドの守備陣に強力な選手が加わるだけでなく、今夏のプレミアリーグの移籍市場の目玉となるだろう。
移籍期限が近づくにつれ、ファンは移籍の最新動向を注視し、グエがニューカッスルのシャツに袖を通し、新シーズンにチームに貢献するのを心待ちにしている。
