メール』紙の新報道によると、プレミアリーグの巨人マンチェスター・ユナイテッドはギリシャのライバル、パナシナイコスと移籍交渉を進めており、若手ストライカーのペリステリを850万ポンドで売却する予定だという。しかし、この22歳のスター選手には多くのクラブが強い興味を示しており、移籍市場は非常に競争が激しくなっているため、契約はまだ宙に浮いた状態だという。
2020年にウルグアイの強豪ペニャロールからユナイテッドに移籍して以来、ペリシュトリはまだスタメンの座を確保できていないが、レンタル移籍中のパフォーマンスは目を引くものがあった。昨シーズンの後半にはリーガ・エスパニョーラのグラナダにレンタルされ、それ以前にはアラベスに2度レンタルされたこともある。ユナイテッドのトップチームでも25試合に出場し、その才能と可能性を示している。
しかし、ペリシュトリは新ボス、テン・ヘイガーの戦術システムにおいて重要な選手とは見られていない。コミュニティ・シールドのマンチェスター・シティ戦では交代出場のチャンスを与えられたが、プレミアリーグ開幕戦のフルアム戦では先発を果たせず、退団の可能性が高まったのは間違いない。
一方、移籍市場では別のニュースが注目を集めている。リーガ・エスパニョーラのラス・パルマスが、フルアムに同チームのストライカー、カルロス・ヴィニシウスを獲得する正式オファーを出したのだ。29歳のブラジル人ストライカーは、昨シーズン後半をトルコのガラタサライにレンタル移籍し、その間に優秀な成績を残した。フルアムでは48試合に出場し、8ゴールを挙げ、そこそこの攻撃力を見せた。ラス・パルマスとは別に、ブラジルの強豪コリンチャンスもカルロス・ヴィニシウスに強い興味を示していることは注目に値する。
