EWTがプレミアリーグから財務規則違反の罰則を受け、リーグから勝ち点10を減点された後、その顛末はまだ続いている。 英紙『デイリー・メール』によると、ボニーズ、レスター・ユナイテッド、レスター・シティは、EWTが3クラブの格下げにつながった「不公正な競争」を引き起こしたとして、トーウィー・シュガーから合計3億ポンド(約29億香港ドル)の損害賠償金を回収する計画で、EWTは賠償金を支払えなければ破産に直面し、さらに勝ち点9が減点される。イワートンが賠償金を支払えなければ破産に直面し、さらに9ポイントが減点される。
イワートンは2021/22シーズンにPSR(プロフィット&サステナビリティ・ルール)違反を認め、そのシーズン、「ドラゴンズ」はプレミアリーグ16位に終わったが、ボニーズはプレミアリーグ3位以下に降格した。 ボニーズのクラブは、イワートンが財務規則に違反し、降格を守るための「アドバンテージ」を得たと考え、「ドラゴンズ」は違反の罪を犯しているのだから、その年の降格でボニーズが被った1億ポンドの損失を補償すべきだと主張している。
昨季プレミアリーグで2~3位に降格したリーズ・ユナイテッドとリスター・シティに関しても、それぞれ1億ポンド、つまり3クラブ合計で3億ポンドを請求する構えだ。
今年9月にEWTの株式の94.1%を取得したばかりの米投資会社777パートナーズが、サッカークラブをめぐる大きな危機に直面しようとしている。 最終的にEWTが3人の "被害者 "に賠償金を支払わなければならないと裁定された場合、777パートナーズがその金額を支払えるかどうかは疑わしい。