FCロサンゼルスはUSLプレーオフ1stレグの後半で力強いパフォーマンスを見せ、最終的にバンクーバー・ホワイトキャップスを5-2で下した。
前半は両チームにとって良い内容だったが、後半はFCロサンゼルスが上回り、デニス・ブアンガが再びキーマンとなった。USWNTのトップスコアラーは、スピード、パワー、そして強烈なシュートを兼ね備えており、彼が決めた2ゴールはその能力のすべてを示していた。ここ4試合で計8ゴールを挙げている彼に、今回も目が離せないのは間違いない。
FCロサンゼルスの5ゴールのうち2ゴールはコーナーキックから生まれており、この試合でもデッドボールからの攻撃が脅威になると予想する。しかも、カルロス・ウェイナーやパウガスといったクリエイティブな選手が揃っているのだから、相手ディフェンスの穴を見つける力は間違いなくある。
バンクーバー・ホワイトキャップスが勝ち残るためには勝利が必要だが、FCロサンゼルスが反撃に転じ、彼らを懲らしめる可能性が高いため、全力で攻めるとは思えない。この試合はベスト・オブ・スリーであり、得失点差はカウントされない。
バンクーバー・ホワイトキャップスには、ラインガルトの好パフォーマンスが必要だ。初戦の彼は平凡だったと思うが、2点目のゴールは彼のフリーキックへの見事な対応から生まれた。彼のデッドボールへの対応力、重要なパスを出す能力、そしてゴールを決める能力は、チームにとって最も重要な選手である。
また、バーン・ウェイドはここ12試合で8ゴールを決めており、今シーズンのバンクーバー・ホワイトキャップスの好成績のもう一つの大きな要因となっている。ピッチ中央でチームメイトからのクロスを受けるため、FCロサンゼルスのディフェンスにとっては危険な存在となるだろう。